クラウド販売管理「楽商クラウドS2 for JUMPS」へ移行
独自帳票を使い続けながら、最新技術の良さを享受

お客様のご紹介

「車を愛する人の手から車を愛する人の手へ」
株式会社ハラ自動車(以下、ハラ自動車)は、1965年の創業以来、この理念を持ち続けて、中古車販売に取り組んできました。
「東京本社は、輸入車を積極的に扱いつつ、『ディーラーさん以上に品質の良い車』の提供にこだわっています。千葉営業所は商用車がメインであり、ビジネスに支障が出ないように、機械的なトラブルが発生しない車を追求しています」と、取締役の高山義晴氏(以下、高山氏)は紹介します。
現在はネット通販が大きな割合を占めているため、商圏は「日本全国」であり、北海道から沖縄までスムーズに納車対応しています。

クラウド移行の背景

法改正への対応を好機として、最新クラウドシステムへジャンプ

業務の基幹を担う販売・在庫管理システムは、1990年代に、JSTが提供するオフコン版の自動車販売戦略システム「Super JUMPS21」を導入して、手書き業務から脱却しました。
それから30年余り、ハードウェアはオフコンからPCサーバーに変わり、アプリケーションも販売・在庫管理システム「楽商」JUMPSへと進化しましたが、「ずっとJSTを信頼してJUMPSを使ってきました」と高山氏。

本社と営業所間で緊密に連携しながら、60年近い社歴で培った多くの顧客と販売実績を活かして活動していくには、JUMPSがちょうど良い。安心できるシステムです」と高山氏は語ります。

平山善典 氏

取締役 高山義晴氏

転機があったのは、2023年秋です。
同年10月、中古車販売価格の「支払総額」表示の義務化がスタートすることになりました。2023年10月は、インボイス制度も施行されます。
現在のシステムで対応できるのか、システム刷新が必要か。
システムがちょうど入れ替え/バージョンアップの時期になっていたため、「システム刷新しよう。刷新するならクラウドへ移行しよう」と、ハラ自動車は決断しました。

原由紀子代表取締役社長も、「クラウドは大きな技術トレンド」と考え、移行を支持した

「経営会議で検討しましたが、『先々のことを考えると、選択肢はクラウドしかないだろう』という意見で、社長以下、取締役全員が一致しました」と高山氏は語ります。

クラウド移行の効果

クラウドになっても、操作性・画面は変わらない

2023年9月、「楽商」JUMPSから、「楽商クラウドS2 for JUMPS」への移行が完了しました。
「移行はJSTに任せて、当社の作業はまったく必要なし。10月1日にきちんと間に合わせて本稼働できました」と高山氏。

クラウド移行の効果をお聞きすると、サーバー運用管理の手間がなくなったことや、電気代が下がったことではなく、「システムの中身も操作も変わらない。それが最大の効果です」という答えが返ってきました。
「利用するわれわれは、画面が1つ変わっても、あるいは、メニューから選択する番号が変わるだけでも、非常に困る。慣れた仕事の手順が変われば、ミスやトラブルが発生します」と高山氏は強調します。

「楽商」JUMPSの操作性も画面も変えることなく、クラウドの良さだけを享受できるのが、「楽商クラウドS2 for JUMPS」なのです。

マルチテナント型クラウドだが独自帳票を継承

「楽商クラウドS2 for JUMPS」は、複数のユーザ―企業が1つのシステムを共有するマルチテナンント型クラウドであり、1社ごとに個別構築するシングルテナント型クラウドに比べて割安ですが、カスタマイズはできません。
もともとハラ自動車は、ほとんどカスタマイズをせずに「楽商」JUMPSを使ってきました。ただひとつ、複写用紙を使った専用伝票だけは、独自にデザインして運用してきました。
「複写伝票は、お客様とのやりとりで発生した特記事項をサッとメモ書きできます。数年後にお客様と契約内容を再確認するときなど、この手書きメモが実に効果的なのです」と高山氏。

複写用紙を用いる独自帳票をクラウドで継承

「楽商クラウドS2 for JUMPS」はマルチテナンント型クラウドですが、専用伝票やロゴ印刷程度の個別仕様には対応します。
 4枚綴りの複写伝票をドットインパクトプリンターで印刷するというハラ自動車の独自仕様は、従来とまったく同じ手順で、継承されています

プライスカードを「毎月」更新する作業の負担を大きく軽減

法改正に沿った最新機能により、販売価格の支払総額表示とインボイス対応はスムーズに実現しました
新機能で特に便利なのが、毎月変更しなければならなくなったプライスカードの作成・印刷機能です。

従来、プライスカードは、金額を印字した紙に、追加情報を手書きで書き込んで作成していました。
従来の印字/手書き組み合わせ方式で在庫車すべてのプライスカードを作成してから貼りかえをしていたら、全員総出でも3~4時間かかるでしょう。実際は、新機能のおかげで印刷だけで作成できるようになりましたから、貼りかえ作業自体は1時間程度で完了します」と高山氏はにこやかに語ります。

プライスカードを貼ったりはがしたりする作業は、フロントガラスを糊やテープの跡で汚すことがないよう、ていねいに行う

IT導入補助金を活用

「楽商クラウドS2 for JUMPS」は、IT導入補助金の支援対象ソフトウェアです。
「しかし、IT導入補助金のホームページを仕事の合間に熟読して、最適な申請枠を判断し、専用IDを取得したりしながら承認を獲得するのはむずかしい」と高山氏は苦笑いします。

「JSTに指南してもらうことで、申請手順を的確に踏んでいくことができました」と高山氏。
JSTはIT導入補助金の支援事業者であり、申請作業を無料で支援しています
ハラ自動車は、補助金50万円を獲得。クラウドの初期導入費用と初年度利用料の一部に充当することができました。

ハードウェアも丸ごとサポート、JSTの迅速な対応に信頼感

クラウド移行と同時に、パソコン、レーザープリンタ、ドットインパックトプリンタなど、ハードウェアも入れ替えました。
ハードウェア類もJSTが丸ごとサポートします
何か不具合が生じると、ソフトウェアのせいか、ハードウェアのせいかと悩むことなく、とにかくJSTへ一報すれば、電話・遠隔操作・訪問のいずれかで迅速に解決します。

中古車販売の業界では数年ごとに税率・税制の変更が発生するため、そのつどのタイムリーな対応も欠かせません。30年以上にわたってJSTのシステムを使い続けてきた根幹には、サポートの良さへの大きな信頼感があります。

今後の展望

セキュリティを確保しつつ、他システム連携も段階的に実施へ

ハラ自動車は、これまでセキュリティ確保を強く意識して運用してきました。
東京本社と千葉営業所間はIP-VPNでつなぎ、サーバーはインターネットにはつながず、パソコンも販売管理専用の端末を決めて、他の業務には使わないという徹底ぶりでした。
クラウドへ移行しても、現状は「楽商クラウドS2 for JUMPS」を運用するPCは専用端末として使用しています。
「楽商クラウドS2 for JUMPS」は、電子車検証の閲覧アプリから読み取りデータを取り込む機能がありますが、現在はアプリを一般業務用のパソコンにインストールしているため、読み取り結果をJUMPに手入力しています。

「中古車販売業界が電子車検証へ本格的に対応しなければならない3~4年後をめどに、『セキュリティを確保しつつ、業務全体を総合的に効率化する』体制を作っていきたい」と高山氏は語ります。

クラウド等の最新技術と複写伝票等の従来技術とのバランスを取りながら、「お客様が喜んでくれる商い」というポリシーを貫いていこうというハラ自動車。
「楽商クラウドS2 for JUMPS」も、現場ニーズを大切にしつつ、最新機能・最新技術をいち早く取り込んで、ハラ自動車の挑戦を支えていきます。

「楽商クラウドS2 for JUMPS」はこちら

株式会社ハラ自動車 様

代表者:代表取締役 原由紀子 / 業種:中古自動車販売業
事業内容:中古車販売、新車販売、中古車買取。東京本社と千葉営業所で4つの展示場を運営。グループ在庫は随時150~200台。
URL:http://www.chukosha-hara.com/about

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