ICTを活用した経理業務の効率化支援「経理業務のココを楽にしたいをラクにする」

平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

これまで弊社では「楽商」シリーズの販売を通じて、1,000社以上のお客様の販売管理業務の効率化の支援を行ってまいりました。また、他社ソフトウェアとの連携では、会計ソフト、FAXソフト、EDI/EOS、情報分析ツールとの連携、ハンディターミナルを活用した入出荷・検品、棚卸業務の効率化、RPAによる繰り返し業務の効率化など、手作業や重複入力の削減、人的ミスの削減を支援してまいりました。

また2021年には、電子請求書発行システム売上シェア№1の「楽楽明細」(株式会社ラクス)と「楽商」シリーズとの連携により、請求書発行業務の負担軽減・効率化が可能となりました。

経理業務の効率化支援の背景

一般的に、経理業務は限られた人員で行い、その専門性の高さから属人化しやすく、また、担当者ではないと分からない事が多いなど、ブラックボックス化が起こりやすいことが挙げられています。

弊社が2021年に実施したお客様アンケートの中の「ICTで検討している、検討したいことはありますか?」(選択式/自由記入可)という設問では、全体の39.2%が「経理業務の効率化」との回答あり、経理業務に関して何らかの課題を感じているお客様が多いことが分かりました。

「楽楽明細」との連携による請求書発行業務の効率化支援は弊社でも可能となりましたが、経理業務は多岐にわたるため、請求書発行業務以外につきましても各種支援策をご用意いたしました。

「経理業務のココを楽にしたいをラクにする」とは?

弊社の「楽商」シリーズと他社ソフトウェアとの連携による業務効率の改善だけではなく、他社のサービス単体や組み合わせでの導入による効率化を、5つの視点からご支援してまいります。

支援1.請求書発行業務をラクにする

請求書発行業務をラクにする

日本の商習慣では、得意先の締日ごとに請求書を発行することが多く、特に月末に集中します。紙の請求書発行では、請求書の印刷、封入、郵送作業などの人的な負担だけではなく、印刷代(トナー代)、封筒代、切手代など費用もかかります。

「楽商」シリーズから出力された請求書データを、株式会社ラクス社の「楽楽明細」にアップロードすることで、得意先はクラウド上、メールやFAXで請求書を受け取ることができます。また、API連携により瞬時に「楽商」シリーズからの請求書データを「楽楽明細」にアップロードができるため、請求書の印刷、封入、郵送にかかる作業やコストを大幅に削減できます。

※API連携とは
アプリケーション間やシステム間でデータや機能を連携し、利用できる機能を拡張することをいいます。連携に伴う作業が自動化されるため、ユーザーの利便性を大きく向上することができます。

支援2.経費精算業務をラクにする

経費精算業務をラクにする

ワークフローと経費精算処理が分断していると、事前申請・承認された内容と精算業務、証憑である領収書との照合チェックに手間がかかりますが、株式会社ラクス社の「楽楽精算」、株式会社LayerX社の「バクラク経費精算」は、交通費や出張費、物品購入などの申請・承認といった社内ワークフローと、証憑(領収書、請求書)を紐付けて管理ができます。

操作はPCのほか、スマートフォンでも可能で、撮影した領収書のアップロードや電子帳簿保存法に対応した保存も可能です。

精算した内容は、仕訳データとして会計ソフトにも連携可能で、支払についても取引銀行のフォーマットに合わせたデータが出力できるため、支払業務も効率化できます。

経費精算業務では、小口現金の管理、運用も課題に挙げられます。備品などの購入費、営業の出張費などの精算を行うために少額の現金を手元に置き、残高を確認する必要があります。
株式会社LayerX社の「バクラクビジネスカード」従来の法人カードと同様の機能を有しながら、年会費無料で利用することができます。

カードごとの限度額の設定、出張用カードなどの用途別の発行もでき、カードの利用(決済)があると管理画面にリアルタイムで通知が届くため、不正な利用を未然に防ぐことも可能です。

領収書と利用額の紐付けもAI-OCRで自動照合し、照合の際に適格請求書発行事業者の自動判定、消費税区分の自動選択まで行うことができるため、インボイス対応にかかる作業も削減できます。

バクラクビジネスカード

支援3.入金消込業務をラクにする

入金消込業務をラクにする

請求書の発行後は、請求書どおりに入金がされているかの確認が必要になります。近年は取引銀行との契約によって、入金情報をオンラインで取得することも可能ですが、そのままでは請求書と入金情報の突合ができません。その為、販売管理システムから請求データを出力し、取得した入金情報をExcelで突合している企業様も少なくない状況です。

「楽商」シリーズと株式会社アール・アンド・エー・シー社の「V-ONEクラウド」を連携させることで、請求データとオンラインで取得した入金情報を自動で突合し、アンマッチによる入金の過不足があった場合でも、ワンボタンで営業担当にメール通知による確認の依頼ができます。

振込手数料が差し引かれて入金がある場合や、消費税の誤差、請求書を発行した得意先からではなく親会社やグループ会社から入金があった場合、口座振替での消込や前受金の管理など、多様な入金消込業務の効率化が可能です。

支援4.電子帳簿保存法への対応

電子帳簿保存法への対応支援

2024年1月より、改正電子帳簿保存法(電帳法)が本格的に始まります。メールやクラウドなど電子取引で受領した請求書などは、紙と電子データを両方保管するか、電子データを「取引年月日、取引先、取引金額」で検索ができるように保管しなくてはなりません。

株式会社LayerX社の「バクラク電子帳簿保存」は、受け取ったPDFデータをそのままアップロードすることで、タイムスタンプが付与され、訂正削除ができない状態で保管できるようになります。

アップロード時にはAI-OCRの読み取りにより、取引年月日、取引先、取引金額が自動で読み込まれるため、請求書を見ながら取引先や金額を入力する必要がありません。インボイス登録番号も読み取りますので、事業者登録情報も自動で判定いたします。

電子取引で受領した書類だけではなく、紙で受け取った請求書や領収書をスキャナでPDF化しアップロードして保管することで、ファイリングから脱却し、ペーパーレス化を推進することができます。

支援5.会計連携による仕訳作業の効率化

「楽商」シリーズで作成された買掛・支払・売掛・入金の情報や、「V-ONEクラウド」を活用した場合の入金消込後の情報、「楽楽精算」「バクラク経費精算」で作成された精算・支払情報を、会計ソフトと連携することで仕訳入力を自動化できます。

各支援策に関するお問い合わせについて

各支援策に関する詳細につきましては、当サイト内のお問い合わせフォームより皆様のご連絡をお待ちしております。また、「楽商」シリーズをご利用されているお客様につきましては、弊社営業担当まで直接お問い合わせください。

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